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低温スチーム加工

低温スチーム加工
飽和水蒸気よる低温スチーム(100℃以下)でブランチングを行うことを低温スチームブランチングと呼んでいます。
古来から、もち米を蒸す方法がこれにあたります。

オーブンにスチームを入れ、攪拌しながら温度管理を行い加熱するスチームコンベクションとは異なります。
この方式の問題点は、水分を奪う現象が出て、高温空気は食材を強制的に酸化させ、特有の臭いが付く場合があります。

低温スチームブランチングのメリットは次のとおりです。
1 安定した温度で空気の薄い空間で、野菜に熱伝導が行われ、旨味と甘みを野菜の中に閉じ込めます。
2 多少空気が混在しても酸素の割合が低く、褐変、酸化は他の加熱方法と比べ極めて低く抑えられます。
3 野菜のアクも低温スチームで除去することができます。
4 低温スチームは加熱加工の歩留を向上させます。
5 低温スチームにより野菜の冷凍変性を削減できます。
6 低温スチームよりブランチングした野菜を凍結すると、低温スチームによる旨味や甘みを保存できます。
7 低温スチームの時間と温度の調整により、調理の目的にあった野菜の硬度と食感に加工することがでます。
8 冷凍蒸し野菜は調理時間が短く、味が良く染み込みます。

低温スチームのデメリットは次の通りです。
1 人時あたりの製造数量が大幅に減少する。
2 設備投資が増大する。
3 製造コストが高く、製品価格が上昇する。


当社では、低温スチーム加工のデメリットである価格を抑え、一般冷凍野菜と同一価格で販売しています。
この技術は、品位の向上と安定、および製造コストの低減において開発途上であり、今後益々工夫と発明により改善して参ります。